現代ギガキマ学概論

はじめの戯言



こんにちは。最近ウィッチについて聞かれることが増えてきまして、自分の中でランクマしながら考えてることをアウトプットしたい気持ちもあったので、


「久々にまともな記事を書くか!!」


といきりたちましてブログ再開しました。今日がフォートナイトのシーズン入れ替わりでなければ、全編書く気でいたのですが、残念なことに僕のps4がアプデを心待ちにしているので今回は基本的なことと対ロイヤルについての記事を書こうかと思います。






レシピの説明



今回プレイングを説明するにあたって、最近使っているレシピを紹介します。

こちらを参考にしてください。



あくまでフィニッシュはギガキマで、中盤の展開や打点の水増し要因として絶キマを2枚採用しています。

最近あまり見ないコールチェインですが、早めに引き込みたいカードが多いこのデッキではかなり重宝するため僕は積極的に採用しています。特に先行2ppで打った時の幸福度の高さは単なる2コスキャントリップとの明確な差ですね。

今期のルーニィが存外仕事のできない女だったのでこのレシピでは不採用に。

レシピに対する掘り下げで色々書きだしたいことが溜まっていますが、今回のギガキマ学概論の趣旨と少し外れるのでそろそろ本題のプレイングに入っていきましょう。今回は対ロイヤルのプレイングを紹介しますが、ミラーを含めた全リーダー分の講義をしますのでサボらず見に来てください。





対ロイヤルのプレイング

・まずはマリガン編


まずはもクソもなくて、ぶっちゃけてしまうと勝率における比重がプレイングよりもマリガンに重きをおいているのでここでほとんどの解説をすることになります。

ロイヤル対面で一番心掛けないといけないことは、今の相手の盤面を放置してシャルロッテとマグナスで破産しないか?というところになります。

逐一、相手のフォロワーを丁寧に潰していき、盤面で押していかなければいけません。

ですがAOEの入っていないこのデッキで馬鹿正直にプレイングしても、必ずアーサーで盤面を取り返されて詰みます。


"相手盤面をとりつつ、展開しつつ、ギガキマも育てておく"


そんな動きをしなければいけません。ご都合だ!と思う人もいるかもしれませんが、そのご都合を出来る限り可能にする方法が存在します。


それは”適切なマリガン”です。


今期のウィッチは大変にマリガンが重要なのですが、割と一貫したマリガンをする人がいなくて正直困惑しています。

ここから必ずテストに出すのでよく聞いておいてください。



まずそもそも、今期のウィッチのマリガンは対戦相手に寄らない一定の指針が存在します。

それは何かというと、”ドロソを引き込むこと”です。

ロイヤルに対してはこれが特に重要で、序盤の盤面処理をある程度無視してでもドロソを引きに行く必要があります。

理由はとても簡単で、ドロソを使用してない場合に間違いなくアーサーの展開を処理しきれないからです。特に先手時のリソースの足りなさは致命的で、対ロイヤルでは先手が不利とかいうよくわからない結論が今期には出ています。

ただ先手後手で少し他の対面とは違うマリガンがあるので後述します。


以上を踏まえて、対ロイヤルで優先すべきカードは以下です。



”最優先カード”


・運命の導き
・マナリアの知識
・ゴーレムアサルト(先手限定)


”優先カード”


・精神統一
・マジックオウル(統一を引けている場合かつ先手のみ)
・知恵の光+ウィンドブラスト(セットで持ったときのみ)
・セラフ剣(後手限定)


”レイズハンド”


・デストロ
・絶キマ
・握撃


上記のカードが引けてないのなら他のカードは全て要らないと思ってください。


では最優先カードから解説していきます。


まず運命の導きですが、プレイヤーが100人いれば105人くらいは必ずキープするカードなのでこれに関しては言及しません。次にマナリアの知識ですが、このカードは1枚で1、2ターン目を補完できる優秀なカードです。序盤の盤面のやり取りで絶対に腐らないのでこれも迷わずキープ。

ゴーレムアサルトは先手時ロイヤル対面で絶大な強さを発揮するカードです。お気づきの方も多いとは思いますが、今期のロイヤルは円卓会議でシャルロッテとマーズを確定でひっぱりたいために突進3/2のクソったれが採用されていないレシピが多いです。ですので、アサルトキープから3tにゴーレムを置くことで必ず1:2の有利交換を取ってくれます。1枚のカードで2枚カードを持っていけるということは実質やっていることは2ドローと変わらない上に顔まで守れて、かつ4tに統一を打つ暇まで貰えるのでキープしない理由は無いでしょう。

補足すると、先手でアサルトを引いているときのみ234tがカバーされているので動きが被る知識は返してドロソを引き込みに行くべきです。


次に優先カードです。

この優先カードと最優先カードの違いは、”他のカードとの兼ね合いでのみキープするorしない場合がある”という点です。

精神統一は少し扱いが難しくて臨機応変に立ち回らないといけないカードなのですが、どちらかといえば後手で引き込みたいカードになります。先手だと同じく優先カードのマジックオウルを引けていれば、もしくは知識で防陣を引けていれば3tの処理が場のフォロワーで出来るので問答無用で3tに打てます。

ですが、相手に先に進化権を使われる都合上、4tマグナス、騎兵が破産パターンなのでマーズは必ず除去しなければいけないカードになります。なので、できれば3tに打ちたいカードではありますが先手時にはあまり無理せずに統一をそもそもマリガンで返すということも多いです。

しかし、後手なら話は別です。多少盤面を無視してでも4tにオウル進化+剣ブラストで盤面を返しやすいので、マーズすら無視して統一を打つことも多いです。

優先カードの下2種は基本的に3tドロソを打ちたいがためのエクスキューズですね。後手なら2コスを叩き潰して3tに繋げますが、セラフ剣は特に先手ではアサルトに勝てる点が何もなく、3t統一と動きが被るので後手以外いらないです。ブラストに関しても大体そんなところです。


最後にレイズハンドです。レイズとはポーカーの用語で「掛け金を釣り上げること」を意味します。つまり、他の2枚が完璧だった場合に序盤を越えて中盤の頑強さを求めに行く押しの一枚になります。

当然、ここは単品で持っていても事故の要因にしかならないカードなのでもちろん基本は返してください。




対ロイヤルのプレイング


基本僕はプレイングよりマリガンの理論構築で完結してると思っているので、特にここで話すことは多くはありません。

いくつかあるとすれば、ロイヤル対面でファッティ(デストロ、絶キマなどの高スタッツフォロワー)を場に出しているときに顔に行くか処理に回るか考える局面は多いと思います。ロイヤル対面の場合はライフに余裕がある場合なら積極的に顔をつめていきライフにも盤面にも圧をかけて、処理を強要するプレイングが有効です。

ですがもちろん、ファッティでワンパンいれた後はほとんどの場合ギガキマが足りるので後のファッティは常に盤面処理に使うことの方が多いです。

どのデッキに対面するときでも心掛けないといけないことは”デストロを置くそのタイミングに意味はあるか?”です。

デストロの7/7というスタッツはアグロ対面で無い限り、そうそう無視できるスタッツではないので何かしらアクションを取る必要を迫れます。つまり、デストロを出せば1ターン貰えるわけです。いうなれば超越。


あらゆる対面においてデストロを最大に活かせるターンはどこか?


を考えることがウィッチを使う上で中盤の核になってきます。そもそもギガキマの9tに繋げることが最大目標のアーキタイプにおいて、1t貰えることの重みは他のデッキの比べ物になりません。

おそらく勝率の出ないプレイヤーはデストロを雑に投げられるタイミングで投げているんだと思います。

ロイヤル対面で言うと、ここまで言えば流石に察しはついたかと思いますが、アーサーの前ターンになりますね。


アーサーが1tずれることで、ハンドを整える時間ももらえますし、先手ならギガキマが追いつくのでここでデストロを投げられれば勝ったも同然です。この理由でロイヤルに有利とさえ思っているのでアイシクルは採用していません。




雑感


初回ということで他対面にも共通することも書いていて記事が、長くなりましたが、ここに書いてある内容を実践するだけでロイヤル戦の勝率はかなりあがると思うので是非熟読して自分のものにしていってください。


久々にPCから書いているんですが、スマホから読まれる方には読みづらい部分もあるかと思いますので、自分でスマホから確認して適宜修正していきます。誤字脱字や質問はツイッターのリプかマシュマロで指摘お願いします。大変申し訳ない。


以後、全リーダー分のマリガンとプレイングガイドの記事を書きますので是非おたのしみに。

では、また近いうちに。

わしニキ(https://twitter.com/washi53_sv)